Blind Wind Blog

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しばらく前の平日に裁判所行ってきました。
場所は東京裁判所。
地方と簡易をかねているところ。

もちろん被告ではなく、原告でもなく、
傍聴人としての法廷入りです。
大人の社会科見学。
傷害事件の判決と、強制猥褻の審理を見てきた。

見学目的の傍聴人は雰囲気でわかるのですが
(おそらくは、自分も含めて)
そんな中、傷害事件の傍聴人は
被害者側の人はおらず、加害者関係の傍聴人ばかりで
こういうもんなのかなあと思った。
ケバいねーちゃんが半笑いで群れてて、
ちょっと距離を置いて座った。

開廷時間になって、手錠で繋がれた被告人が入ってくる。
年若い男性が三人。
どうやら同じ事件で、同じ罪状らしく、
主犯のひとり以外は一緒に判決が下されるみたいでした。
それぞれが刑務官に挟まれて、窮屈そうにソファに座る。
その表情は一様にニヤニヤしっぱなしで
執行猶予が付くってわかってるからなんだろうなって想像した。

廷内全員に起立を求められて、開廷。
判決前に最終弁論のようなものがあって
弁護人が被告人の反省を示す、慰謝料の振り込み状況や
謝罪を示す手紙の提出などを行った。

その後、被告人が何事か、反省を述べる。
そのときの雰囲気は、弁護人も裁判官にも
「こう言っておけよ」的な予定調和にあふれているように感じました。
検察官もやる気なさげというか、事務的。
答弁も立ち上がってやるんですけど、
中腰で「異議ありません」と言ってすぐに座る感じ。

それでも判決が下された瞬間はさすがに緊張しました。
人の前科がつく瞬間をみてしまったというか。
確かに執行猶予はついたんですが、裁判長の口調はあくまで
「君は懲役2年なんだからね」と告げていました。
反省していることと、初犯であることと、
若年であることが執行猶予の理由だったようでした。

最後に何か一言、みたいなところで、
被告人が裁判官に向かって
「反省してがんばりますんでよろしくお願いします」って言ってて
判決下った今、二度と世話にならないために反省してるはずなのに
おまえは裁判官に何をよろしくお願いするのだ、と思った。

ちなみに自分も行ったことのある
池袋カラ館で起こった暴力事件だったみたいで、
やっぱり日常と犯罪は紙一重なんだなあって感じた。


強制猥褻の方は、新しい書類が提出されたとかで
開廷から2分で次回日程を告げられて終わりました。
被告人は老年の域にさしかかった壮年男性で
かんしゃく持ちな雰囲気こそあれ、ふつうの人でした。

こちらは傍聴人がとても多かったけれど、女性ばかりで
これみんな被害者関係かなあと思って微妙な気持ちになった。
法廷の最中、被告人はうつむき気味でどこも見ていませんでした。


総括としては、法廷はやはり一度見ておく価値はあると思いました。
犯罪や司法を身近に感じるとか、人間観察とか
いろいろ理由はあるけれど、何よりも
不謹慎ですが興味深かったです。
社会の仕組みをかいま見た思いです。
機会があったらまた行こうかなって考えています。

ちなみに、裁判所地下にある食堂は安くておいしかったです。
カフェとそば屋と食堂とファミマがありました。


余談ですが、裁判官の衣服は
「何色にも染まらない」という理由で黒なんですが
天使の白衣とは対照的だなあと思ったり思わなかったり。
あれは白というよりは、光なんでしょうけれど。
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