Blind Wind Blog

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落ち込んだときには大都市の待ち合わせ場所に行く。

悪い癖だと思う。
誰かが誰かを待っている場所で、私は誰でもない人を待つ。
来るはずのない人が、迎えに来てくれるのを待つ。

21時。
21時30分。
キリのいい時間が来る度に人が入れ替わる。
目当ての人が現れて、先ほどまで退屈そうだった人が笑顔になる。
話しながら、あるいは手をつないで去っていく。
私の元に来る人はいないけれど、そうした人たちに、
叶えられない望みを見ている。

向かいにいる白いコートを着たお姉さんは、誰も来ないまま、
携帯電話をいじりながら去っていった。
きっと待ち合わせ場所が変わったのだろう。
私と同じく、誰も来ず、ずっと待ち続けている人がいれば、
仲良くなれるのだろうか。

帰れる場所も居場所も、
この地球上のどこにも存在しないと思えてしまう
今日みたいな日は、旅に出る勇気すらない。
どこに行っても私は待ち続けるだけで、
誰も私の元には来ないと思えてしまうから。

必要とされること、必要とすること、
それらがかみ合う待ち合わせ場所という魔力に、
私は囚われている。
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